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【校長ブログ】誰もが“スマホ脳”になっている

2021年01月26日

「うちでは、子供たちがデジタル機器を使う時間を制限している」 スティーブ・ジョブズ(アップル社創業者)

 スウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセン氏の『スマホ脳』(2020年 新潮新書)がベストセラーになっています。昨年11月の発売以来、丸善丸の内本店では今月の新書販売のベスト1になっています。1月23日の朝日新聞でも「売れてる本」として紹介されています。私も、お正月休みに読了しました。

 精神科医である著者は、驚愕の事実を次々に問題提起しています。一部を紹介しましょう。

・私たちは1日に2600回以上スマホに触り、平均して10分に1度スマホを手に取っている。

・1日2時間を超えるスクリーンタイムはうつのリスクを高める。そして現代人のスクリーンタイムは1日平均4時間に達している。

・学習現場では、スマホを傍らに置くだけで学習効果、記憶力、集中力が低下するという実験結果が報告されている。

 私たちは人類史上かつてなく、他人と接続しているのに、なぜ孤独を感じるのでしょうか。著者は「私たちを取り巻く環境と、人間の進化の結果が合っていないことが、私たちの心に影響を及ぼしているのだ」と述べています。

 スマホ登場によるこの10年の行動様式の変化は、人類史上最速のもの。ヒトの脳がそれに追いつくように進化するには気が遠くなるような時間が必要だそうです。そのギャップから何が生まれたか。著者は最新研究をもとに指摘します。“心の病”、集中力低下、記憶力減退等々。SNSを使っている時間が長い人のほうが孤独を感じている、という研究結果も出ています。多くの人々とつながっているはずなのに、かえって孤独を感じたり、自信を失ったりしているというのです。

巻末で「デジタル時代のアドバイス」を記していますが、一部を紹介しています。

〇自分のスマホ利用時間を知ろう

〇目覚まし時計と腕時計を買おう

〇毎日1〜2時間、スマホをオフに

〇集中力が必要な作業をするときはスマホを手元に置かず、隣の部屋に置いておこう

〇チャットやメールをチェックする時間を決めよう

〇教室でスマホは禁止!

〇スマホを寝室に置かない

〇どんな運動も脳に良い

 巻頭で、「今、あなたが手にしている本は人間の脳がデジタル社会に適応していないという内容だ。昨今のコロナ危機で、スマホが外界とのライフラインになった今、読むべき本なのだろうか。そんな今だからこそ読むべきだと、私は思う。現在、大人は1日に4時間をスマホに費やしている。10代の若者なら4〜5時間。この10年に起きた行動様式の変化は、人類史上最速のものだ。それはどんな影響があるのだろうか。本書『スマホ脳』では、その点を突き詰めたかった。」と述べています。是非、ご一読を


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