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【校長ブログ】正常性バイアスを乗り越えて

2020年06月05日

 正常性バイアス(normalcy bias)は、社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう特性のことです。多少の異常事態が起こっても、それを正常の範囲内としてとらえ、心を平静に保とうとする働きのことです。この働きは、人間が日々の生活を送るなかで生じるさまざまな変化や新しい出来事に、心が過剰に反応し、疲弊しないために必要な働きだそうです。

 新型コロナウイルスに対しては、私自身、正常性バイアスに陥らないように情報収集し、生徒・教職員の安心安全の確保を第一に注意していましたが、4月の本校教員の新型コロナウイルス感染に関し、保護者、生徒諸君、地域の皆様をはじめ本校関係者の皆様には、ご不安ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。また、保護者の皆様やご家族の皆様にも、自宅待機をされた方もいらっしゃったと伺っており、それぞれの職場にもご迷惑をおかけしました。

 新型コロナウイルスという目に見えぬこの恐怖は、私たちを疑心暗鬼にします。ウイルスが、私たちの心にまで感染し、感染者やその関係者への差別や中傷をすることは、社会の希望を失わせることにつながると思っています。4月の対応の中で、保健所の方々、医療従事者の方々、社会を支える配送業務に従事される方々など、感染リスクが高まるなか、予防を徹底しながら、日夜、懸命に働いてくださっている方々のことを忘れてはいけないと実感しました。

 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議では、「感染症でリスクゼロはありえない」と言っています。6月1日から学校は分散登校で再開していますが、発熱や風邪のような症状、倦怠感などがみられる場合は、自宅で休養することが必要です。特に、発熱した後、平熱になった後に再度発熱した事例もあるので無理をしないことが大切です。「自分は大丈夫」という正常性バイアスを乗り越えることがポイントだと思います。


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