2020年06月18日
文部科学省は6月17日、現在の高3生が対象となる2021年度の入学者を選抜する大学入試を巡る高校、大学関係者らとの協議を開き、大学入学共通テストや国公私立大の個別試験を予定通りの日程で実施する方針を決めました。近く示す大学入試全体の指針「大学入学者選抜実施要項」に盛り込む予定です。2020年までの大学入試センター試験に代わる大学入学共通テストの本試験の日程は予定を変えず令和3(2021)年1月16・17日とします。従来1週間後に東京と大阪で行ってきた追試験は2週間後の1月30・31日に全47都道府県で実施します。各大学の個別試験についても、2月1日から私立大、2月25日以降に国公立大の前期日程、3月8日から公立大中期、3月12日から国公立後期とのスケジュールは変わりません。
新型コロナウイルスの感染拡大で高校は約3カ月間臨時休校になりましたが、予備校も同様に臨時休校であり、今回の大学入試では浪人生のアドバンテージはありません。高3生は、部活動が不本意な引退となりましたが、大学入試に関しては千載一遇の大チャンスです。第一志望をあきらめずに取り組みましょう
詳細はこちら → 教育情報版「南十字星」