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2020年09月16日

【校長ブログ】「どうせ無理」と思っている君へ

君には夢はありますか?あるとしても、「叶わない」と思っているかもしれません。でもそれは一人で何とかしようとしているからです。歩くことをあきらめる赤ちゃんはいません。つかまり立ちを始めた赤ちゃんは自分の意志で歩こうとします。最初はうまく歩けません。一歩踏み出したら転びます。でも、赤ちゃんは自分を「かっこ悪い」と恥ずかしがったりしないで何度も歩こうとします。これが私たちの人間の本来の姿です。人間は本能的に「意思」を持っているのです。

植松 努さんの『「どうせ無理」と思っている君へ』という本を読むと元気が出てきます。植松さんは今年54歳。国立北見工業大学を卒業して、民間企業を経て28歳で父親が経営していた植松電機に入社します。建設現場で使われるコンクリートの塊を砕くための機械(コンクリート圧砕機)のアーム部分を製作する社員20名程度の企業です。北海道中部(赤平市)にあります。ここでロケットを作り、宇宙開発の夢を追い続けている植松 努さんが、読者に勇気と希望を与えてくれます。 植松電機のホームページも勇気を与えてくれます。

自信をもって挑戦し続ければ叶えられる「夢」。ではなぜ挫折をしてしまうのでしょうか。もしくは、挑戦する前からあきらめてしまい、チャレンジ自体をやめてしまうのでしょうか。それには理由があると植松さんは言います。 

世の中には「素敵な人」「優しい人」「素晴らしい人」がいて、反対に「素敵でない人」「優しくない人」「素晴らしくない人」もいる。悪気なく「人の心をつぶす人」や「人の夢を壊す人」「人の自信をズタボロにする人」がいる、と。さらには、「悪気なく、何気なく」人の心を壊す人もいたり、「君のためを思って」と愛情から夢を壊す人もいる。挑戦に対して「失敗」をしてほしくない、「自分の常識」を当てはめてしまう、といったことから挑戦への意思のチカラを削ってくる人たちがいる。そういった人たちが「どうせ無理」という呪文を繰り返すことで、自分自身でも「自信」がなくなって「どうせ無理」と言いはじめてしまう。やっかいなことにこの「どうせ無理」は感染します。まるでゾンビのように、周りの人たちの挑戦を壊そうと感染するのです。「どうせ無理」と言われ続けたとしたら、心がポキッと折れてしまう人もいるでしょう。この感染力が強い「どうせ無理」に対するバリアを持たないといけません。

 人間はもともと、失敗してもあきらめずにチャレンジする力を持って生まれてきました。それならば、君たちはもともと、未来を夢見る力を持って生まれてきているのです。自信をもって生まれてきているのです。ただ、それを忘れているだけ。ただ、それをなくしかけているだけ。忘れかけた自分と、忘れかけた自信を。

植松 努『「どうせ無理」と思っている君へ』(2017年PHP研究所)

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